こんにちは藤田です。
今回は有料VPNサービスを料金で比較していきたいと思います。
有料VPNを料金比較してみた。安いのはどれ?
有料VPNサービスを3社比較してみました
どれも有名なVPNサービスです。
結論から言うと一番安いのは「MillenVPN」
次に「NordVPN」最後に「ExpressVPN」になります。
MillenVPN | NordVPN | ExpressVPN | |
2年プラン | 396円 | 600円 | なし |
1年プラン | 594円 | 750円 | 6.67ドル(日本円で986円くらい) |
ワンタイムプラン | 30日プラン:1,738円
15日プラン:1,078円 7日プラン:638円 |
30日プラン:1,970円 | 6か月プラン:9.99ドル(日本円で1,476円くらい)
30日プラン:12.95ドル(日本円で1,914円くらい)
|
MillenVPN(月額396円)
MillenVPNは日本の会社が運営するVPNサービスです。
日本の会社が運営しているVPNサービスのため
日本語サポート対応してもらえます。
VPNサービスは提供元が海外のものが多く
日本語のサポートに対応していなかったり
対応していたとしても自動翻訳を使用していて
完璧な翻訳ではない可能性が高いです。
通信速度に関してもかなり速く
サーバー数も多いので安定して使用することができます。
料金 | 2年プラン:396円/月
1年プラン:594円/月 30日プラン:1,738円/30日 15日プラン:1,078円/15日 7日プラン:638円/7日 |
サーバー数 | 1,300台以上 |
ノーログポリシー | 〇 |
通信速度 | 速い |
暗号化方式 | AES-256 |
同時接続台数 | 5台 |
対応デバイス | ・Windows
・macOS ・Android ・iOS |
NordVPN(月額561円)
NordVPNの特徴としてはサーバー数がとにかく多いこと。
サーバー数が6,000台以上あり、業界ではトップクラスのサーバー数になっています。
サーバー数が多いことによって一つのサーバーに
アクセスが集中することがなく、安定した通信が可能です。
そういった理由もあってか、ユーザー数がダントツで多い人気の
VPNサービスになっています。
料金は最安が2年プランで毎月561円です。
料金 | 2年プラン:561円/月
1年プラン:825円/月 30日プラン:2,167円/30日 |
サーバー数 | 6,000台以上 |
ノーログポリシー | 〇 |
通信速度 | 速い |
暗号化方式 | AES-256 |
同時接続台数 | 6台 |
対応デバイス | ・Windows
・MacOS ・Linux ・Android ・iOS ・Chrome ・Firefox ・Edge ・Android TV ・その他 |
ExpressVPN(月額およそ1,002円)
ExpressVPNはその名の通り、通信速度が速いということをウリにしているVPNサービスです。
通信速度に特化しているだけあって、ほかのVPNとは比べ物にならないくらいの
スピードで通信をすることができます。
また、サーバー数も多いので一つのサーバーにアクセスが
集中することがなく安定した通信が可能です。
料金が少し高めなのがデメリットとして挙げられます。
他2つのVPNサービスは600円台以下の料金ですが
ExpressVPNは最安の1年プランで毎月1,000円ほどの料金です。
通信品質やサーバー数に関しては優秀ですが
やはり料金が高いので少しおすすめはしにくいかなといったところ。
料金 | 2年プラン:なし
1年プラン:1,002円($6.67)/月 6ヶ月プラン:1,501円($9.99)/月 30日プラン:1,946円($12.95)/30日 |
サーバー数 | 3,000台以上 |
ノーログポリシー | 〇 |
通信速度 | かなり速い |
暗号化方式 | AES-256 |
同時接続台数 | 5台 |
対応デバイス | ・Windows
・Mac ・Android (携帯とタブレット) ・iOS (iPhone, iPad, iPod) ・Linux ・Chromebook ・Amazon Kindle Fire ・Windows Phone |
個人向けサービスで一番おすすめなのはどれ?
個人向けVPNサービスで一番おすすめなのは「MillenVPN」です。
やはり日本企業が運営しているVPNサービスという
点はほかのVPNにはないメリットですし何より料金が安いので
初めてVPNを使うという人にもおすすめできます。
通信速度も速いですし
日本企業が運営しているVPNサービスの中では
一番優秀なVPNサービスです。
30日間の返金保証もありますし
試しに使ってみたいという人にもおすすめできます。
VPNサービスの選び方。チェックするべきポイントは?
VPNサービスを選ぶ際にはチェックするべきポイントが7つあります。
- 料金
- サーバー数
- サーバー設置国
- 対応しているデバイスは何か?
- 同時接続台数
- 通信速度
- ノーログかどうか?
料金
毎月いくらくらいの料金がかかるのかを確認しておきましょう。
どうせ使うなら料金が安く使いたいと思うかもしれませんが
料金が安いという理由だけで契約するサービスを選ぶのは危険です。
重要視しなければいけないのは、費用対効果で
必要な機能がそろっているかや、セキュリティが甘くないかなども考慮して
契約するサービスを選ばなければいけません。
VPNサービスによって1年プラン、2年プランなどありますが
長期の契約ほど月額料金にすると安くなります。
ほとんどのVPNサービスは毎月料金がかかるのではなく
契約時に一括で2年プランであれば2年分を支払う必要があるため
最初にどれぐらいの出費があるのかも確認しておくのがおすすめです。
サーバー数
サーバー数も確認しておきましょう。
サーバーが多ければ多いほど一つのサーバーにアクセスが集中しにくく
混雑しないので安定した通信が可能です。
ただし、単純にサーバー数だけで見るのではなく
ユーザー数に対してのサーバー数が適切かどうかを見るようにしましょう。
例えばNordVPNやExpressVPNは海外にも
ユーザーが多いため、サーバー数がたくさん必要ですが
MillenVPNはユーザー数が少ないためサーバー数は
NordVPNやExpressVPNほど必要ではありません。
単純にサーバー数だけで見るとNordVPNやExpressVPNのほうが
優れているように思えますがユーザー数とサーバー数のバランスで
見るようにしましょう。
サーバー設置国
サーバー設置国というのはつまり接続できる国のことです。
つなげられる国が多ければ多いほど
様々な海外のコンテンツを見れるので
サーバー設置国は多いに越したことはありません。
上で紹介した3つのVPNサーバーは
いずれもつなげられる国は多いので
どれを選んだとしても大体の国は網羅できます。
MillenVPN | NordVPN | ExpressVPN | |
サーバー設置国とサーバー台数 | 72か国1,300台以上 | 61か国6,100台以上 | 94か国3,000台以上 |
もし自分がつなぎたい国が事前に決まっている場合は
公式サイトでつなぎたい国があるかどうか確認しておきましょう。
対応しているデバイスは何か?
対応しているデバイスが何かも確認が必要です。
もし自分が使いたいデバイスに対応していなければ
契約しても宝の持ち腐れになってしまいます。
最低限以下の4つが対応していれば
困ることはあまりないです。
・Windows
・macOS
・Android
・iOS
上で紹介した3つのVPNはこの4つのデバイスは
すべて対応していますので使えます。
同時接続台数
同時接続台数とは、その名の通り同時に接続できる台数のことです。
同時接続台数が例えば1台だけだとすると
スマホとパソコンで同時に使うということができません。
個人利用で使う分にはそこまで同時接続台数は
必要ではないかなと思いますが、最低限2台以上は欲しいところ。
単純に同時接続台数が多ければ多いほど
デバイス1つ当たりの月額料金は安くなります。
通信速度
VPN接続をするとVPNに接続していない時より通信速度は
遅くなります。
これはどのVPNサービスでも同じです。
しかし通信速度に定評があるVPNサービスを選ぶことで
VPNに接続していない時と同じくらいのスピードで通信することができます。
紹介した3つのVPNは通信速度に定評がありますので
どれを選んでも大丈夫です。
ノーログかどうか?
ノーログポリシーを採用しているかどうかも確認しておきましょう。
ノーログポリシーというのは、通信した記録(ログ)を
運営会社で残さないというものです。
仮に運営会社がログを記録していたとして
サイバー攻撃を受けた場合、自分が通信した
記録が漏れる可能性があります。
またその国の政府機関から要請があれば
情報を開示しなければいけないのですが
ノーログであればその時に自分のログが開示されることはありません。
無料VPNは使わないほうがいい?
VPNには無料のものもあります。
しかし、無料VPNは使わないほうがいいです。
無料VPNを提供している業者もボランティアで
やっているわけではないので、どこかしらで
利益を出す必要があります。
それがVPN利用者の個人情報を抜き取って売ることであったり
有料プランへの誘導だったり様々です。
有料プランへの誘導ならまだしも
個人情報を抜き取られるのは悪用される可能性が高いので
できるなら避けたいところ。
もちろん全部の無料VPNがそうではありませんが
そういった業者も多いのが事実です。
情報を抜き取られるリスクだけではなく
無料VPNは通信速度が遅かったり
一日に利用できる通信料が決まっていたりして
使い勝手としてはよくありません。
- 個人情報を抜き取られる
- 通信が遅い
- 一日に利用できる通信料に制限がある
以上の理由から無料VPNはおすすめできません。
もし使うのであれば有料のものを使っておいた方が無難です。
VPNを使うメリット
VPNを使うメリットとしては以下の2つ。
- 地域ブロック解除ができる
- フリーWi-Fiを安全に利用できる
地域ブロック解除ができる
VPNを利用することによって地域ブロック解除ができます。
地域ブロック解除というのは、日本在住の人しか見られないコンテンツや
逆に海外在住の人しか見られないコンテンツがあるのですが
その地域のブロックを解除することです。
つまり日本在住だとしてもVPNで海外のサーバーにつなげば
海外のコンテンツも見られるようになりますし
海外在住でも日本のサーバーにつなげば日本のコンテンツを見ることができます。
ネットフリックスの海外版であればハリーポッター作品や
ジブリ作品を見ることも可能です。
またYouTubeプレミアムやネットフリックスを
海外料金で安く契約することもできます。
フリーWi-Fiを安全に使用できる
カフェやホテルなどでフリーWi-Fiにつなぐ機会は
多いと思いますが、フリーWi-Fiは危険が潜んでいます。
フリーWi-Fiは不特定多数の人が接続するので
仮に悪意のある人が同じWi-Fiにつないでいた場合
クレジットカードの情報などの個人情報を盗み見されてしまう可能性が高いです。
「そんなことあるわけないじゃん」と思うかもしれませんが
少しネットに詳しい人であれば、個人情報を抜き出すアプリが
あるのでそういったものを使って簡単に個人情報を抜き取ることもできます。
何も対策していない素の状態でフリーWi-Fiにつなぐのは危険なのですが
VPNを介することによって自分の個人情報を隠すことができ
安心してフリーWi-Fiを使うことが可能です。
VPNを契約したほうがいい人
VPNを契約したほうがいい人は以下のような人です。
- フリーWi-Fiを使う機会が多い
- 海外在住で日本のコンテンツにアクセスしたい
- 日本在住で海外のコンテンツにアクセスしたい
- ユーチューブプレミアムやネットフリックスを安く契約したい
フリーWi-Fiを使う機会が多い
先ほども少し説明しましたがフリーWi-FiにVPNは必須です。
なので、フリーWi-Fiにつなぐ機会が多い人は
VPNを契約するべきだと思います。
VPNにつなぐだけでセキュリティ強化になりますし
数百円のお金をケチって個人情報が抜かれたら元も子もありません。
海外在住で日本のコンテンツにアクセスしたい
今海外に住んでいるけど日本のコンテンツにアクセスしたいという人も
VPNは必要です。
素の状態で日本のコンテンツにアクセスしようと思っても
サイトによってはアクセスが拒否されることも多いので
VPNを利用することで日本のコンテンツも利用することができます。
日本在住で海外のコンテンツにアクセスしたい
日本に住んでいるけど海外のコンテンツにアクセスしたい
という人もVPNは必要です。
こちらも同じで海外のコンテンツにアクセスしようとしても
日本からのアクセスは拒否されるサイトは多いので
VPNを使わない限りはアクセスすることはできません。
ユーチューブプレミアムやネットフリックスを安く契約したい
ユーチューブプレミアムやネットフリックスは
日本の料金と海外の料金は違います。
なのでそのまま日本の料金で契約してしまうと
高い料金で使うことになってしまうのですが
VPNで一番安い国に接続することで
日本の半額以下の料金で契約するということも可能です。
詳しいやり方はこちらの記事で書いたので
参考にしてください。
まとめ
ということで有料VPNの料金比較をしてきました。
今回紹介した3つのVPNサービスは
どれもおすすめできるものです。
ただあえて言わせてもらうのであれば
僕のおすすめは「MillenVPN」なので
よければこちらから情報を見てみてください。
以上藤田でした。