藤田です。
SNSが一段と生活の一部となり、気軽に書き込みや投稿ができるようになりましたが
その反面、書き込みの内容にはより一層注意が必要になりました。
自分に悪意がなかったとしても、相手が誹謗中傷されたと感じれば
発信者情報開示請求をされて賠償金を支払うというようなことも多々あります。
ただVPNを使えばIPアドレスが隠蔽できるので
個人情報などは特定されないんじゃないかと思うかもしれません。
そこで今回はVPNを使えば発信者情報開示請求を回避できるのか?
について書いていきたいと思います。
VPNで開示請求は回避できるのか?
VPNで情報開示請求ができるのか?ですが
結論ノーログのVPNならば可能です。
ノーログというのは運営会社側で通信した記録などを
残しませんよというもの。
なので仮に情報開示請求があったとしても運営会社のほうで
情報を残していないので開示する情報がありません。
開示請求を回避できないパターン
VPNで開示請求を回避できますがVPNを使っても開示請求を回避できない
パターンがあります。
例えば
SNSにVPN接続していない時にログインした履歴や
VPNに接続したログが残っている場合、また情報発信地点が特定されて
監視カメラに映像が残っている場合などはVPNを使用していたとしても
ばれる可能性が高いです。
無料VPNは使ってもいい?
無料VPNはおすすめしません。
無料VPNはノーログポリシーを採用していないものがほとんどなので
運営会社のほうに通信した記録などすべて保存されています。
そのため、発信者開示請求をされると
自分の情報がすべて漏れてしまうことになります。
加えて無料のVPNは通信速度が遅かったり
1日に使える通信量の上限が決まっていたりと
使い勝手が悪いです。
無料で使えるのはいいですがセキュリティ面、通信品質面で見ると
おすすめできるものではありません。
誹謗中傷はしないようにしよう
VPNで開示請求は回避できるのか?について話してきましたが
そもそも誹謗中傷や人が傷つく書き込みはしないようにしましょう。
軽い気持ちでそういったことを書いてしまうと
のちのち発信者情報開示請求されたりして
賠償金を請求されて大変なことになる可能性が高いです。
まとめ
ということでVPNで開示請求は回避できるのか?について
書いてきました。
結論VPNは匿名性が高いので開示請求は回避できますが
それでもVPN非接続時のログなどで特定されてしまう可能性が高いです。
そもそも誹謗中傷や人が嫌がるような書き込みをしなければ
済む話なので誹謗中傷などしないようにしましょう。
以上藤田でした。