こんにちは藤田です。
今回はgoogle one vpnは何ができるのか?ということについて
書いていきたいと思います。
グーグルドライブの有料版を使っている人は
無料特典としてgoogle one vpnが使えるようになりました。
google one vpnは何ができる?
google one vpnは何ができるのかについて説明していきます。
できることは主に以下の2つです。
- セキュリティ強化でプライバシーを守る
- google oneを使っていれば追加費用なしで使える
セキュリティ強化でプライバシーを守る
google one vpnに限ったことではないですが
VPNというのは個人を特定できるIPアドレスを
偽装して別のIPアドレスにしてくれるというものです。
海外のサイトなどにアクセスする際に
VPNなしでそのままアクセスすると自分が住んでいる地域などが
モロばれになってしまいます。
他にはスターバックスやカフェ、旅行先のホテルなどで
フリーWi-Fiにつなぐ機会は多いと思いますが
その際にもVPNを使うことで個人情報を抜き取られるリスクを
提言することが可能です。
今は同じWi-Fiにつなぐだけでクレジットカードなどの
個人情報を抜き取るソフトもあるようですので
何もせずフリーWi-Fiにつなぐのはやめた方がいいと思います。
google oneを使っていれば追加費用なしで使える
先ほども少し説明しましたが
有料のGoogleoneを使っていれば追加費用なしで
google one vpnを使うことが可能です。
以下の4つのデバイスに対応しているので
自分の環境に合わせて使うことができます。
- android
- IOS
- Windows
- Mac
メリットは?
google one vpnのメリットは以下の4つです。
- VPNを安く使える
- ファミリーグループで共有できる
- google one vpnのアプリで簡単に接続できる
- 高速通信で快適
VPNを安く使える
google one vpnは料金がとても安いです。
主要なVPNサービスと比較してみると以下の通り。
google one vpn | NordVPN | セカイVPN | MillenVPN |
ベーシックプラン:250円
スタンダードプラン:380円 プレミアムプラン:1,300円 |
2年プラン:440円〜
1年プラン:660円〜 1ヶ月プラン:1,920円〜 |
1,100円 | 2年プラン:396円
1年プラン:594円 1か月プラン:1738円 |
このようにしてみてみるとgoogle one vpnが安いことが分かります。
ベーシックプランで月250円なのでかなり安く使うことが可能です。
また3か月間は使用期間として約75%オフしてくれるので
スタンダード、ベーシックプランであれば100円以下で使えます。
ファミリーグループで共有できる
google one vpnはファミリーグループで共有可能です。
上限は5人で契約者含めて最大6人まで使用できます。
google one vpnのアプリで簡単に接続できる
google one vpnにはアプリがあるので
アプリから簡単に接続できます。
初心者にもわかりやすいので
「VPNを初めて使ってみたい」という人にもおすすめです。
高速通信で快適
google one vpnは高速通信が可能なので
サクサクインターネットを楽しむことができます。
基本的にはVPNに接続する場合、接続していないときと比べて
遅くなってしまいますがgoogle one vpnはその下がり幅が小さく
快適にインターネットを使うことが可能です。
無料VPNによくありがちな速度制限もありませんので
安心して使うことができます。
デメリットは?
google one vpnのデメリットは以下の5つです。
- 地域ブロック解除には使えない
- 無料トライアルや返金保証がない
- ノーログポリシーを採用していない
- 常時接続だと見れないサイトがある
- 広告ブロック機能がない
特に地域ブロック解除には使えないのが
かなりのデメリットになりますので
詳しく見ていきましょう。
地域ブロック解除には使えない
google one vpnは地域ブロック解除には使えません。
地域ブロック解除というのは例えばネットフリックスだと
日本で見れる作品と海外で見れる作品が違います。
有名どころでいうとジブリ作品やハリーポッター作品は
日本版ネットフリックスでは見られませんが
海外版のネットフリックスであれば使えます。
しかしVPN接続し、サーバーを日本以外の国にすれば
海外からアクセスしているとみなされてジブリ作品や
ハリーポッター作品の視聴が可能です。
これが地域ブロック解除というもので
VPNサービスの多くはサーバーを変更することで
海外版のコンテンツを楽しんだりできるのですが
google one vpnにはサーバー変更の機能がありません。
なので地域ブロック解除目的で使う場合は
google one vpnは絶対に選択肢の中には入りませんし
選ばないほうがいいです。
ちなみに海外版のコンテンツが楽しめるというだけではなく
ネットフリックスやYouTubepremiumは日本と海外で違うのですが
海外のほうが安いのでサーバー変更することで安く契約することもできます。
正直地域ブロック解除でVPNを使いたいと思う人が
ほとんどだと思いますので、そういう人には絶対おすすめしません。
地域ブロック解除ができる以下のようなVPNサービスを選ぶことをお勧めします。
無料トライアルや返金保証がない
google one vpnは無料トライアル期間や返金保証がありません。
ほとんどのVPNサービスでは30日の無料トライアルや返金保証を
つけているところがほとんどです。
しかしgoogle one vpnは無料期間がないため
試しに使ってみてダメなら返金してもらうということができません。
なので試しに使ってみたいという人は一番安いベーシックプランで
使ってみるのがいいと思います。
初回の3か月間は75%オフの月額60円で使うことが可能です。
下に大手VPNサービスのトライアル期間や返金保証についてまとめてみました。
僕が一番おすすめしているのは値段と品質で最もコスパがいいMillenVPNです。
NordVPN | AtlasVPN | ExpressVPN | SurfShark | MillenVPN | スイカVPN | セカイVPN | GlocalVPN |
30日間返金保証 |
最大2か月 | 7日間無料 |
ノーログポリシーを採用していない
google one vpnはノーログポリシーを採用していません。
ノーログポリシーとはログを残さない、つまり個人を特定できる情報を残さない
というものです。
google one vpnはサービス改善や向上目的で最低限のログは記録されています。
ノーログポリシーを採用していないからといって
100%危険というわけではないです。
でも僕だったら
気になるので他のVPNサービスを使います。
上でも紹介したNordVPNやMillenVPNは
ノーログポリシーを採用しているので安心です。
常時接続だと見れないサイトがある
google one vpnは常時接続という設定ができるのですが
常時接続をしていると見れないサイトがあります。
インターネットショッピングや銀行サイト
DDoS対策している行政・公共機関のサイトなどは
アクセスできません。
広告ブロック機能がない
google one vpnには広告ブロック機能がありません。
邪魔な広告をブロックしてくれないので
インターネットなどを使う際は通常と同じで
少しイライラします。
一応トラッキングを規制してくれてはいるのですが
広告ブロックとは関係ないです。
ちなみに広告ブロック機能が付いたVPNと組み合わせればいいんじゃない?
と思うかもしれませんが複数のVPNを同時接続することはできません。
google one vpnの使い方
google one vpnの使い方もほかのVPNサービスとほぼ同じです。
アプリをインストールしてアプリ内からVPNを有効にするだけで
簡単に使えます。
常時接続設定の方法
基本的な使い方は上で説明した通りですが
google one vpnは常時接続という設定もできます。
android
androidで常時接続の設定をする場合は
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「VPN」
→「google one」の横にあるアイコン→「常時接続 VPN」をオン
以上の手順で設定できます。
IOS
IOSの場合もandroidとほぼ同じですが
「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」→「VPN」
→「google one」の横にあるアイコン→「オンデマンド接続」をオン
以上の手順で設定できます。
Windows
Windowsでは以下の手順で設定します。
「google one vpn」アプリを開く→「設定を表示」→
「パソコン開始時にアプリを起動する」をオンに
Mac
Macで設定する場合は以下の手順で設定できます。
「google one vpn」アプリを開く→「パソコンの開始時にアプリを起動しますか?」
→「開始時に起動する」
※拡張機能がブロックされましたと表示されたら
「システム設定を開く」→「アプリケーション”VPN by Google One”のシステム・ソフトウェアの読み込みがブロックされました」→「許可」
国変更の方法
Google One VPNでは使っているときに一番近いサーバーと自動で
接続する使用になっているので自分で国を変更することはできません。
ただしGoogle One自体の国は変更できますが
年一回しかできないのでおすすめできないです。
google one vpnがおすすめな人
Google One VPNがおすすめな人は以下のような人です。
- 安くセキュリティ対策をしたい人
- VPN以外の機能も使いたい人
- 地域ブロック解除目的ではない人
安くセキュリティ対策したい人
Google One VPNは先ほどもメリットの項目で説明しましたが
月額250円で使えるのであまりお金をかけずにVPNサービスを使いたい
という人におすすめです。
もう一つメリットとして挙げられるのが
Google One VPNは月額払いに対応しているので
一気にお金をかける必要がありません。
どういうことかというと、ほかのVPNサービスは2年契約で
月額料金に換算すると安くなるというパターンなのですが
2年分の料金を最初に支払う必要があります。
例えばMillenVPNですと2年契約で月額料金が396円ですが
396円×24か月=9,504円を最初の契約時に支払う必要があり
最初の出費が大きいです。
しかし月額支払であれば毎月ごとに料金が引き落とされるので
契約時に大きな出費になることはありません。
VPN以外の機能も使いたい人
Google One VPNはあくまでGoogle Oneの特典の一つです。
そのためほかにも以下のような機能が使えます。
- クラウドストレージ
- Googleフォトの編集機能
- ダークウェブのモニタリング
- Google Playクレジット
- 無料カスタマーサポート
- Google Workspaceプレミアムの高度ビデオ通話(プレミアムプランのみ)
Google OneはVPN目的ではなくストレージ目的で使う人が多いです。
無料だと15GBまでしか使えないので結構すぐいっぱいになってしまうんですよね。
有料プランに入ることでストレージの空き容量を増やすことができます。
日ごろから上で紹介したようなグーグル系のサービスを使っている人であれば
VPNは「おまけ」程度に考えていてもいいです。
地域ブロック解除目的ではない人
なんといってもVPNサービスの一番の魅力は
「地域ブロック解除」です。
地域ブロック解除ができれば、ネットフリックスやYouTubeプレミアムを
200~500円で契約できたり、ネットフリックスでは日本では見られない
ジブリ作品やハリーポッター作品を見れたりするのでとても楽しみの幅が広がります。
ただGoogle One VPNはそれができませんので
単純にセキュリティ対策をしたいという人にしかお勧めできません。
地域ブロック解除を使いたいのであればこちらのVPNがおすすめです。
google one vpn以外のおすすめなVPN
Google One VPN以外でおすすめできるのは以下の2つ。
- MillenVPN
- NordVPN
どちらのVPNも地域ブロック解除できますし
通信品質にも定評があるVPNサービスです。
NordVPN | MillenVPN | |
料金 | 2年契約:月額605円〜
1年契約:月額781円〜 1ヶ月契約:月額2068円〜 |
【サブスクリプションタイプ】
2年契約:月額396円〜 (次回更新時:月額950円) 1年契約:月額594円〜 (次回更新時:月額950円) 【ワンタイムタイプ】 7日:638円 15日:1,078円 30日:1,738円 |
サーバーリージョン | 60か国 | 約50か国 |
サーバー台数 | 5,800台以上 | 1,300台以上 |
同時接続 | 最大6台 | 最大10台 |
VPN方式 | NordLynx(デフォルト)、OpenVPN | OpenVPN |
対応OS・アプリ | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、Android TV、Firestick、Xbox、Playstation、Nintendo Switch、Raspberry Pi、Chromebook、Chromecast、Kindle Fire、Oculus Quest | Windows, Mac, Android, iOSに対応したアプリ全般 |
サポート | 24時間365日対応
メール(日本語対応) ライブチャットサポート(英語のみ) |
サポート営業日:平日10:00〜18:00
メール(日本語対応) |
ログ監視ポリシー | ノーログポリシー | ノーログポリシー |
キルスイッチ機能 | あり | あり |
返金保証・無料お試し | 返金保証あり(30日間) | 返金保証あり(30日間) |
運営会社 | Tefincom & Co., S.A (本社パナマの企業) | アズポケット株式会社 |
公式サイト | NordVPN公式サイト | MillenVPN公式サイト |
MillenVPN
MillenVPNは日本の企業が運営しているVPNサービスです。
日本製のVPNサービスの中では一番優秀なVPNといえます。
日本製のVPNサービスのメリットとしては
カスタマーサポートも日本語でオッケーなこと。
他のVPNサービスは海外の会社が運営しているものが多く
日本語でのサポートがされていないことが多いです。
Google翻訳を使えばサポートを受けられないこともないですが
Google翻訳ってたまに変な訳し方するので
イマイチ言いたいことが伝わらなかったり、逆に
何を言っているのかわからなかったりします。
なので最初から日本語サポートオッケーであれば
そういう心配もしなくていいですよね。
しかもMillenVPNはめちゃくちゃ安いです。
2年契約で月額料金が396円なのでほかのVPNサービスと比較しても
かなり安くなっています。
僕がMillenVPNを一番にお勧めする理由としては
通信の品質やサポート、月額料金の面で一番コスパがいいからです。
初めてVPNを使う人でもMillenVPNを選んでおけば間違いありません。
NordVPN
NordVPNはサーバー台数がとにかく多く
地域ブロック解除がしやすいです。
先ほどのMillenVPNのサーバー台数は1,300台ですが
NordVPNは4倍以上の5,800台ですので単純に
混雑しにくく安定して通信をすることができます。
運営しているのは日本の企業ではないのですが
サポートは日本語でも対応可能です。
NordVPNもMillenVPNと同様に
通信速度はかなり速くネットサーフィンも快適に
楽しめます。
ただしデメリットがあるとすれば料金が少し高いことです。
NordVPNは2年契約で月額600円くらいなので
MillenVPNの396円と比較するとちょっと高いかなという印象。
どちらもコスパがいいVPNなのは間違いないのですが
やはりどうしても料金は気になるところです。
またNordVPNは公式サイトで対応している動画配信サービスを
掲載してくれていませんので、もしかしたら契約しても
使えない動画配信サービスがあるかもしれません。
MillenVPNの場合は公式サイト内で
対応している動画配信サービスを一覧で掲載してくれているため
使えないということはないです。
ただ30日間の返金保証がついているので
もし自分が見たい動画配信サービスに対応していなければ
解約もできます。
まとめ
ということでgoogle one vpnは何ができるのか?について
書いてきました。
google one vpnの特徴としては本当にセキュリティ対策が目的で
安く使いたい人向けといったところですね。
もしネットフリックスやYouTubeプレミアムを安く契約したいという場合は
google one vpnはおすすめしません。
地域ブロック解除ができないので
海外料金で安く契約することができないからです。
地域ブロック解除が目的なら以下のVPNサービスをお勧めします。
以上藤田でした。